2008年9月29日月曜日

「デッドリースポーン」

@傑作

アメリカには人食い怪獣モノというジャンルがある。日本の怪獣は都市を破壊したりとスケールが大きいが、アメリカの怪獣は主に田舎町で人を襲撃するパターンが多い。

そしてビデオブームの折にこのジャンルの草分けとなったのが本作である。
インディーズ興行でB級以下な予算は見れば・・・分からないわ、これ、相当な努力を積んでかなり作りこまれており、一応親会社付きのB級には引きをとらない。

本作の怪獣はヒルの頭にアホみたいに牙つけた幼稚なデザインだが、悪夢にでてくるかのような異様な相貌と不気味は、後発の「クリッター」や「トレマーズ」とは比べ物にならないほど醜悪だ。一言で言えば不細工な性器を見たかのような生理的嫌悪感を誘う。
物語はもう絵に描いた田舎そのもので起こる怪獣との食うか食われるかの鬼ごっこ。序盤はは恐ろしいぐらい退屈だったが、30分経過後の怪物登場からテンポが良くなりぐいぐい引き込まれる。
ラストのありがちな落ちから一転した劇的なシーンはには驚きゃいいのか爆笑すればいいのか素晴らしい映画を見たような気分にさせられる。

いや、マジでこの映画の途轍もないオチはキチガイか馬鹿の紙一重という言葉が相応しい。

ほんとうに心地の良い(なんだそりゃ)映画であったが、スタッフは完全な本作一発きりだった模様。残念である。

「深海からの物体X」

セックスしたら魚の卵産んで死んじゃった。
(↑可能な限り面白そうな荒すじ)

2008年9月24日水曜日

ビクトリノックス・ワークチャンプ

前回より。ナイフの買い替えにあたってビクトリノックスを選択したわけでございますが、実際かなり悩みました。基本的に家の中で工具箱をいちいち引っ張りださないで簡単に用事をすます事に特化したマルチツールを機能単位で選ぶ事、3日

最初はスイスチャンプを買おうと思っていたのですが・・・

「コレは企業の技術力を示す為のコレクターアイテム。」

「少しは人間工学に基づいて作れ!」

「そもそも人間用に開発されたのか?これ?」

「ナイフがなかったら使いやすい。」


などなど、世にもあんまりな評価があったので実際にナイフ屋で現物を見てきました。


うん、アレは使いずらい。ハンドルが4cmぐらいあってちゃんと握れないので、

ナイフの取り扱いが極めて困難という本末転倒。
慣れないとなかなか使いこなすのは難しいと思われます。

そこで条件として、ハンドルを頭から見て正方形状に収まる厚さの範囲内で必要機能を絞りました。
そこで、選んだのがワークチャンプ


21機能搭載の多目的ビクトリノックスの通常流通商品では最大のサイズを誇る111mmサイズの傑作。ごめん、実は正方形はややオーバー。
ピンセット(と、いうか刺抜き)と、ようじは本体に収納可能



堅牢な10cm級の大型ブレードの安全な搭載を可能にしたロック機構。ほんの微妙にぐらつきがありますが全く問題にならない程度です。横のぐらつきは全くありません。さすが本場スイス製。

切れ味は申し分なし。脛毛程度ならそれます。


プライヤー。期待はしていませんがパソコンのパーツ交換や自転車の修理程度には活躍してくれそうです。一応、端子潰しや、ワイヤーカッターがついていますがあくまで応急的な処置目的なのでかなり貧弱な性能だと思われる。


ドライバー。自転車のドリンクフォルダーが外れたので早速つかいました。
感激。まえのT字とちがって圧倒的に使い勝手がよいです。




ヤスリ。買ってから我が家にはヤスリが一本も無かった事に気づく。
一応、金属ノコギリにもなります。




ノコギリ。使わないのだが、いざとなったらブレードの寿命を長持ちさせるための使い分けにはなります。このいざって時が何時なのかは不明。




ハサミ。感動の切れ味。紙が切れる。鼻毛も切れる。



ドライバー小。パソコンのパーツ交換にというわけで。




栓抜き。マイナスドライバー。ワイヤストリッパ。


でも、この厚さでは、これ単体でワイヤの被服を外すの無理だと思う。




押し切り式缶切。マイナスドライバー小。オレンジの皮むきにも使えるとこ。



キリかつ応急用の革・ナイロン用縫い針。かなり鋭いので氷を割るときは注意




コルク抜きとめがねドライバー。



分けるとこうなります。めがねは丁度緩んでいたので閉めましたが、使いにくい・・・


サイズは前のものの1.5はあります。


厚さはあんまり変わってません。スイスの技術は世界一ィィィィイイイ!


がっつり握れるので缶切りは使いやすかったです。
ナイフは鉛筆を削るにはやや大きい印象がありましたが慣れれば問題なく、
硬いプラケースを一撃れ突き破ったり、粘着質なテープだらけの包装を物ともせずに切り裂いたりと、
使い込めばたぶん問題なし。

総評としては、スイスチャンプよりも洗練されかつ、無骨さを増した男のミニ工具。
此処まで大きいとミニナイフがほしいところ。仕方がないのでスパイダルコのてんとう虫を購入予定。

2008年9月21日日曜日

愛用の無名アーミーナイフ

タイトルに鬼畜とか書いてるサイトでナイフを扱うなど、全国のナイフファンから総スカンを食らいそうだが、怪奇もナイフも私の趣味なので残念ながら扱わせていただきます。

それにナイフといっても私のようなインドア人間には本当に生活の道具なんです。


このナイフはおそらく中国製の無名の代物で作りは荒いのですが父がゲームセンターで獲得して貰った時から11歳ぐらいの頃から愛用してる代物です。
ブレードは子供の頃の研ぎミスで傷だらけです。えんぴつをよく削っていましたが最近は開封が主な仕事。

のこぎり、全くつかわず。父から貰いたての頃に木の枝でパチンコを作るときに使ったぐらいです。

久しぶりに試し切りをしましたがかなり不安定で押し切りをすると刃ハンドルに戻ろうとするので見掛け倒しの引き切専用。

うろこ取り。全く使わず。釣りに行く機会があっても他が錆びそうだったので使いませんでした。というか釣っても家で鱗を取ったので出番なし。




ハサミ、ゆるゆるで紙が切れないというチャイナクォリティ。でも服のタグを切るのによく使います。



栓抜きとマイナスドライバー。瓶ビールを買えるほどの経済的ゆとりの無いフェイスには殆ど使う機会なし。一月前に物珍しさにかった瓶コーラを空けたときに初使用。

缶切り。一人暮らしをはじめてから一番よく使う。個人的にはプルトップ無しの缶の方が好きだ。

コレで空けると、缶の内側の切り口が潰れてくれるので缶だけでも食べやすい。

プラスドライバー。使えない。酷い代物。いざ使うとグラグラで、直ぐに戻ろうとする。




キリ。スプレー缶の処理と氷割りが主な仕事。


爪やすり。まるで使えない。ヤスリとは名ばかりのミニ洗濯板

先端の反りは垢取りのようなのだが・・・

分厚いです。これでやると爪が捲れてしまいますってば。





革やナイロン生地などを応急的に縫うための紐通し。先端が鋭くなく、さっきの爪ヤスリと同じぐらいの厚さなのできっと使えない

と、活用できてる機能はあるのですが、贅沢を言うともっと使える代物が欲しい・・・

そこでついに、スイスのビクトリノックスナイフの購入を決心しました。つづく

ネクロマンティック=特別版=

シリーズ2作が上映禁止の上にフィルムを焼却せよと命令が下り、
監督がダビングした素材を持ったまま行方不明になり、
世界各国のキワモノ配給会社がこぞって救済の手を差し伸べ、 結局一儲けできたという面白すぎる逸話が残っている、 ドイツでは『ギニーピッグ』に相当する危険物である。

この特別版、上客だった我が国の「アルバトラス」のお金儲けの為に、
1と2をくっ付けたバージョン。(これで儲かっている日本に生まれてよかったと思っている)

ゲームマニアにも解り易い様に言うと「コーエー」のパワーアップキット的意図の作品である。

とはいってフェイスは、人生でようやく遭遇できたのはこのバージョンだけで
特に文句を言わず謹んで危険物の取り扱いの注意書き・・・・じゃなくて感想を書こうと思う。

「・・ロマンティック」とあるように、死体をロマンチックに撮ろう凄まじい努力が見られるが、死体との3Pを真面目に撮っている為、悪趣味で笑えないコントそのもので、ほか心理表現が妙に上手い演出が、シュールな光景と微妙な共感を生むのだが、中盤の主人公の割腹大射精自殺で、ドン引きせざるを得ない。

後半になると、二人目のネクロマニア(女)が“恋と死体”の間で葛藤するのであった。
で、死体と愛と葛藤の深刻なのは登場人物だけの120分のラストには・・・

もうこの大残酷シーンは・・・凄まじすぎて笑うしかなかった。

「思考回路はショート寸前♪」で120分見てたが此処で、
完全にショートしてフルメタルジャケットを装填し、軍曹を襲撃するような破壊力がおれの腹筋を破壊した。

いやー、ドイツ病んでるよ、ドイツかわいいよ、ドイツ。ドイツは俺の嫁。

ハーレイ・ダビットソン&マルボロマン

@駄作

前半20分はまあ良しとしよう、ナンパの参考書、ミッキー:ローク&ドン・ジョンソンの何100回も観たようなゴキゲンな不良中年ストーリーだったはずが・・・
ハーレイはマルボロと共にかつて世話になった黒人爺さんの経営するバーにやってくると、新開発の為に土地の契約更新料が高騰、その額250万$(当時の円に換算すると約3億強)それを聞くなりハーレイは
何の躊躇いもまともな計画も無く銀行強盗を発案、翌日、昼にも関わらず目撃者になりうる通行人の全くいない道路にて、何の緊張感も無ければ、手際の良さもない映画史上もっともチンタラした強盗劇は成功。
ところがドル箱に入っていたのは、目薬タイプの新開発された恐るべき麻薬クリスタルドリームであった、マルボロの元彼女にあたる女警官はその恐ろしさをファミレスで約3分、重々と語る。以降、薬漬けの改造人間やら、乱用でオッドアイとなったマッチョ女とかが、一切出て来ない上に、脚本でも「麻薬」一文字に要約されている、映画史上最も意味がない新型合成麻薬であった。
銀行側は麻薬を取り返すべく、マグナム弾も弾く日本製の特殊繊維の黒コート羽織った『バイオハザードⅡ』に登場するタイラントに毛を生やしたような5人の刺客を送る。しかし、この5人。ステアーマシンガン乱射しならがノタノタ歩いてるだけで、頭悪いのなんのって。にも関わらず友人たち4名が何の感傷も悲壮感も無く5秒で死亡。ハーレイとマルボロは以降、同レベルのおバカ刺客とノタノタチンタラ鬼ごっこするだけである。
しかしこの映画の一番痛い所は以上+αの頭の悪い展開の連続の合間に挿入される頭の悪い決めセリフの数々。

・ダサク生きるよりクールに死のうぜ。
じゃあ死ね。(映画秘法より引用

・引き金は引くんじゃない絞るんだ絞るんだ。引くんじゃないぞ絞るんだ。いいな絞れ!
どんだけ“絞れ”を強調するんだ!もう最初から一人で勝手に絞り金と呼んでろ。

・ビジネスはゲームでもある
ゲーム以前に、ビジネス以前に、麻薬は犯罪です。

さらに後半は事ある事に死んだ「友人の為だ。」と、涙も流さずヘラヘラと能書きを垂れるだけである。
ああ、近未来の不良になれないオッサンたちよ・・・

2008年9月18日木曜日

悪魔のえじき:ブルータル・デビル・プロジェクト

@まさにカルト

1999年7月3人の旅行者が行方不明になり、フィルムが漂着した。この映画はフィルムを修復再編集したものである。なお当局はこのフィルムを手の込んだニセモノと決めつけ、3人の旅行者の捜査を打ち切った。彼らの消息はいまだに不明である。また、フィルムの孤島の位置も明らかにされていない。

という日本語のテロップで始まるドイツ映画
しかし、開始2秒で、フィルムは3人が乗った船を遠巻きに映している。
日本語のテロップは日本のビデオ配給会社が『ブレアウィッチ・プロジェクト』の便乗目的で勝ってにつけたものなのである。
しかし、そのテロップはフォントに到るまでブレア・ウィッチよりも『ギニーピッグ』を彷彿させるいかがわしさだ。
なぜ、このようなアホな手段に望んだのか、それは本編がデジカメで撮影された超低予算の自主制作映画だからだ。その為、必然的に映像が素人撮なのである。

3人は孤島に入るなりいきなりペラペラのジャギ様マスク被った作業服の集団にとっ捕まる。そして、なにやら同じようなペラペラのジャギマスクがぶった連中の集落に連れてこられますが、そこは悲鳴が聞こえたり“絶対に身に付かない”ショボいトレーニングを積む一味がいたりと意味不明な状態。
とどめを刺す敵の親玉親子が登場!顔の半分がトゥーフェイスよりひでぇ状態でやっぱりペラペラのジャギマスク(金メッキ仕様)息子と、悪魔のいけにえの“おばぁちゃん”の方を全身メッキ塗装したような親父、マイスター親子!一味は「マイスターマイスター」と、無理やりつき合わされてるか感全快の5歳ぐらいの子供やマスクとったら美人そうな雰囲気の女性を含めて歓声をあげる。ここはカルト宗教か?

息子「裏切り者は処刑だぁぁぁぁ!」と唐突に叫ぶ。で、裏切り者の数4人。・・・こんな孤島で一度に4人も裏切られるような組織、もう先は長くなさそうです
すると今度は4人をいっぺんに切断できるギロチンにかけられ首切断!飛び散る血しぶきの量は、“普段から多々多くの裏切り者が出てもいないと必要性がないないようなギロチン”への疑問を吹き飛ばしています。

するとまた新たに二人の裏切り者が・・・この組織の行く末がそろそろ親身に心配になってきました。今度2人は、「ヘルレイザー」のピンヘッドにヨロシク、鎖フックで殺害!これがグロイ!はらわたがベロン、顔面が削がれるわの残虐!残虐ぅ!すると、早くも主人公の内の1人がバラバラに処刑!

息子「2人にはチャンスをやる!この狩でいきのこるのだ!」

ああ、なるほどこの後この二人の逃走劇なわけね。

息子「こいつと一緒に逃げろ!」

ええええええ!まだいたのか裏切り者!(7人もいる)

しかも何故か中国人。
1日の猶予を与えられ情けない後姿で逃げるメンバーの入れ替わった3人。

さて、3人衆どこまで逃げるのかな?と思いきや、すぐに休憩
なんでも中国人。名前はレオンといい、そこそこイケメンです。
妻が受精の儀式なる世にもストレートに卑猥な響きの儀式で殺された上に死体とセックスを強要されたとのこと、
で、その回想シーン。
マイスター息子と良い勝負のデブとガリガリのブっ細工極まりないおばちゃんが魔獣に食い殺される・・・

このオバタリアンの裸はこの映画一の残虐シーンであると断言します!
このシーンは見るに耐えなく早送りしたので詳しくはわかりませんが、
魔獣は100円ショップで売ってそうなちっこいソフビ!

なんか書いてて悲しくなってきた・・・

レオンよ、どっちかは分からんし“どうでも良い”が女選べ。

そんな訳で、彼らはいつの間にか意気投合して逆襲に向かいます!木の槍で。しかしこの木の槍、一発で敵を貫通するという脅威!さらに敵の武器を奪って森の中へ、しばらくして部下の失態を知ってマイスター、尾てい骨から背骨を抜き取るという凶悪な処刑!
そんな中でうろうろする女兵士・・・ってオバサンよりはるかにマシジャン!さっきのギャグか?ギャグにしても早送りにしても、トラウマになった俺をどうしてくれる!

そんなおり、ドクタージーニアス(以下、天才博士)というゾンビ製作人が暗黒の軍団という死霊のはらわた3の原題そのままなネーミング連中を仕向けます!森の中の3人、すると地面から手!そう暗黒の軍団はゾンビ!しかもBGMは「ゾンビ」のパクリ。ヤバイと逃げてしまう白人2人、ピンチのレオン!すると同じ中国人の裏切り者2人がレオンを助けに!そしてはじまるゾンビvsカンフー!!!が・・・しょぼい・・・・遅い、遅すぎるよ。面白いのはグロさだけです・・・ゾンビを倒すと白人二人組みをを探そうと提案する2人。しかしレオンは、

「逃げた。たぶん助からん。先に進もう。」

鬼かテメェ!白人2人は水のみ休憩。すると湖からペラペラジャギマスク集団!白人の若い方は頭を縦に鉈を叩き込まれ死亡!オッサンは奮闘するも、胴体を切られて頭を斜めに切られ死亡!
最初の三人の旅行者が全員死亡しました。

マイスター、今度は黒い悪魔という、小学生が一生懸命考えたようなネーミングの連中を仕向けます。
その正体はなんと忍者です。突然出てきて訳のわからん貧弱な業を連発。カンフーもゾンビ戦が、スピーディーに見える始末・・・しかし投げ飛ばされた忍者が、構えた刀を通過して2枚におろされるという、すさまじい対処は見ものです。さて、ニンジャコスチュームを奪って敵のアジトに!

「おい!中華丼やろうが何でここに!」
「やかましいソーセージ!」

このセリフのセンスがw


そして、武器を奪いやっぱり貧弱なランボー状態、いやランボー者状態で敵をみな殺しに!その間レオンに後ろから「死ねラーメン野郎!」と、食べ物人種差別大会でなんとレオンが死亡!マイスター親子を追う兄弟!もう冒頭から存在するのはマイスター親子だけになった!

どうみてもペットボトルのグレネード砲でジャギマスク団を始末し、マイスターを追い詰めるカンフー兄弟!

マイスター親はなんと・・・メタルジェイソンを召喚!!!!
マイスター子の召喚したのは空と飛ぶギロチン使い!!!

両 方 と も 見 栄 だ け で す げ ー 弱 い け ど


そして さ  ら  に  弱  い  マ  イ  ス  タ  ー  親  子

を抹殺してエンド。

@キルビルを上回るマニアック指数を誇るオタク映画。もうちょっとがんばってほしかった・・・残念な映画。

悪党図鑑「ジョーカー」


登場作品『バットマン』およびその関連作。
知力・・・・・・10(機転・5 計画・5) 「悪魔の頭脳の持ち主」
学力・・・・・・10(文系・5 理系・5) 「芸術と、科学に対して非凡な才能を有する。」
技能・・・・・・10(アナログ・5 デジタル・5)「エンジニアとしても一流である。」
武力・・・・・・6(武器・3 格闘・3) 「周囲のヴィランたちと比べて差が開けるが、その戦闘能力は十分脅威の粋」
生命力・・・・10(肉体・5 精神・5)
政治力・・・・10(指導・5 交渉・5)
権力・・・・・・8(地位・4 影響力・4) 「犯罪界の道化王子。」
性質・・・・・・10(勇敢・5 冷酷・5) 「勇敢というよりは、異常な好奇心が強い傾向もあり。」
カリスマ・・・・7(美貌・2 オーラ・5)「異形となったが一転、トレードマークとも」
ポリシー・・・10(信念・5 野望・5)
運・・・・・・・・・10(チャンス・5 ピンチ・5)「バットマンが苦戦する要因の一つ。悪人らしからぬ強運さ」

総合能力値101(金字塔)
毒性科学薬品によって漂白された肌に緑色の髪。赤くなった唇に異常に釣り上がって笑いっぱなしの顔。
紫色のタキシードを愛用し、おもちゃのような武装。"犯罪界の道化王子”"憎しみの道化師”"悪のエース”"カオスの権化”などなどの呼び名を持つ。
犯罪都市ゴッサムシティにてケチな万引きから遠大たる銀行強盗まで、要人誘拐から乳児誘拐まで、逆恨み的な殺人からテロ的な大量殺戮まで、単独犯罪に組織犯罪ありとあらゆる犯罪を男は心の底から楽しみ、エビぞって笑う。男は、そんな自分が狂ってると自覚している。
しかし客観的な評価としては本人の認識以上に果てしなく途轍もなく比類なく狂っている。
見た目も中身も狂っているアメコミ史上最も危険極まりないどうしようもない極悪人。「犯罪こそが最高のジョーク。」「バットンマンを芸術的に葬り去る。」「「笑顔は万薬の長。」以上をモットーに、ニコニコ動画で言うところの作者はもっと隔離されるべき・・・否、病院逃げて~!シリーズを地で行くつくずく絶対共感不能という悪の極地に達していながら60年以上バットマンの宿敵として活躍。
平常時からニタニタわらって犯行計画を練っているが、気分が悪いと周囲に当り散らす、もしくは犯行計画にて消化させる。狂いきっている為、その頭脳の正確な測定は困難であるがバットマンに察知されなかった場合の犯罪は大小関係なくほぼ100%の割合で成功させている。また、オリジナルの毒ガスや酸など化学兵器を自ら作り出してる。しかし時には無計画に、暴力衝動の赴く限りにひたすら暴れる程にその情緒は不安定。武器の殆どは武器をおもちゃの様に改造もしくは、おもちゃを武器に改造した物を多数所持。素手での喧嘩で実力を発揮する事は殆ど無いが、改造されて明らか不安定な武器を自在に操ったり、時折アクロバッティクな動きを見せたり、スタントマン拒否確実の危機脱出を成功させるなど、その身体能力のポテンシャルは相当高いと思われる。ギャング組織も持っているが、なにせジョーカーに陶酔するようなどうしようもない連中か、暗黒街のはみ出し者を抱えていることが多いようで、突出した人材は少ない。また、犯行内容がデタラメのソレなので組織の運営状態にも不明な点多し。殆ど恐喝まがいの手段で頭数を揃える事も多々あり。当初、バットマンを殺そうと思っていなかったようだが、現在は欲が出てバットマンを狂気の淵においやって芸術的に殺そうと画策。二代目ロビンを残殺、初代バットガールを下半身不随においやる等、バットマンへの攻撃性は年々増している。
彼にとってバットマンは最高のツッコミ役であり、果て無い狂気のジョークをバットマンが存在する限りは続けるだろうし、バットマンを最高のオチに仕上げたいのであろう。
1950年代以降の道化悪役はほとんどがジョーカーのパクリであると言わざるを得ない。日本においては孫パクリの劣化コピーの方が目に付くほどで、事、道化悪党に関しては韓国のバッタモンと良い勝負である。(ケフカは除く。)

悪党図鑑「村山 カオル」

登場作品『岸和田少年愚連隊シリーズ』の一部作品。

早速だが世界最強の男の一人である。通称ハリマオ。
なんで岸和田ですこぶってるのか全くわからんのだが「ぬらしゃばららうがちゃじゃわらー!!!!」
等、雄叫びなのか謎の呪文なのか、唯単に舌滑が悪いのか解らんが、眉間に皺作りまくって唾や、食べかけのご飯をボロボロこぼしながら叫んで強盗、喧嘩、タカリなどなどの悪事を遂行。
その有様は中学生の頃から竹内力が演じており、高校生の頃より日本全国総番長の野望に燃え狂い、
喧嘩に荒れ狂い、事あるごとにヤクザを組ごと半殺しに。曰く「ヤクザは日陰モンらしく道の端歩かんかい!」
その逮捕には警察機動隊が20人は必要というセガールやバンダム、ラングレン級に無敵の有様。
なお、逮捕されたにも関わらず多々脱獄してるようだが、なんでも他の留置所に収監されてる人間に変な歌を歌わせて頭をおかしくさせて混乱を起こして逃げるという妙に知能犯の面も持つ。そう言えば、2,3時間で1000万円を警察の包囲網に引っかからずに盗み稼いだり、問題児にも関わらず高校に入れたり(60年代当時で)頭も途轍もなくいいのかもしれない。また、野良犬にチャッピーという名前をつけて可愛がったり、子供のころに描いた妖怪日記を見つけて童心に帰ったり困ってる人間は見捨てなかったり(田口トモロヲを除く)と、妙に可愛らしい筋金入りの危険人物である。

知力・・・・・・5(機転・4 計画・1)「少なくともヤクザの親分より賢いことは明白」
学力・・・・・・2(文系・1 理系・1)「荒くれにも関わらず高校には入れた」
技能・・・・・・0(アナログ・0 デジタル・0)「少なくとも球技が弱点」
武力・・・・・・10(武器・5 格闘・5)「人間チート」
生命力・・・・・10(肉体・5 精神・5)「銃で撃たれた後の行動 敵を殴る⇒傷口を痒く」
政治力・・・・・5(指導・5 交渉・0)「媚びぬ引かぬ省みぬ」
権力・・・・・・2(地位・1 影響力・1)「全国総番のはずだが、単に喧嘩最強であって、実質は一匹狼に近い」
性質・・・・・・9(勇敢・5 冷酷・4)「サッカーの練習の為に人間の頭を蹴る、焼肉をタダで食う為に客の腕を焼くなど非道も目立つ」
カリスマ・・・・6(美貌・1 オーラ・5)「異様な存在感」
ポリシー・・・・6(信念・5 野望・1)「成人してからも岸和田で燻っているあたり、潜在的な野心は低い」
運・・・・・・・10(好機・5 窮地・5)「そもそも、最強なのだが、それに拍車をかけている」


総合能力値65(B)

コードギアス 反逆のルルーシュ

@超破壊的娯楽傑作。

『デスノート』『アクメツ』といったアンチヒーロー、ピカレスク物が評価を受ける2000年初頭今日。
ピカレスク物に殆ど手を出した事がなかったサンライズが、インフレロボットアニメとチート能力漫画と学園ものSFなどなど、“妄総力”を結集し、「中二病って言う奴は死ね!降伏すら許さん死ね!」ってぐらいのモチベーションでやりたい放題超ノリノリで制作したであろう怪力作。

主人公ルールーシュはギアスという超能力を授かり、母の仇と妹の安全を確保すべく、父が統べる
世界最大の軍事帝国に凶悪テロリスト、ゼロを名乗って挑戦を挑む。


記憶操作系能力という“少年漫画史上もっとも最高クラスのボス悪役が使用した能力”を駆使して能力バトルではなく、常人に使ってやりたい放題、反乱の策謀術に使用という、ロボットアニメの主人公にあるまじき一線を画し過ぎた外道っぷり。


しかし主人公の旧友、枢木スザクが“素晴らしい正統派主人公”ぶりで軍隊のエースとして彼の前に立ちはだかる。

凶悪テロリス・ゼロという正体を隠す主人公ルルーシュと友人とのやり取りをしつこく、あざとく描いてるので逆に半ばギャグと化している。それでいて、学園もの手法でキャラクターを全員立てたのは正解だった。

それ以外は柿崎憲の代わりにロボットと美少女が出てくる『野望の王国』“山ごと敵を生き埋めにしたり”“ビルごと敵を爆破したり”“特に意味も無く虐殺したり”登場人物全員がやたら破壊嗜好が高い。さらに終盤4話は超展開で破壊・殺戮・外道のオンパレード。ギャグ担当の一発屋が左右非対称キャラで復活して素敵な機体で逆襲。なんだかんだでゼロが魔王宣言。笑ってるよ、笑ってるよ。前線でインフレ機体使って虐殺しまくって女はべらかして笑ってるよ。

しかし、妹が拉致られて全てを放棄して「お兄ちゃんが助けにいくよーん!」。

お前はそれでいいのか?

最終回、旧友と銃を向け合い。

「俺とお前で出来ない事なんて無かったじゃないか!」

・・・えー中盤に「ゆくか!修羅のみちを!」とルルーシュに叫ぶ老人が現れるのだが、付箋回収諦めて“破壊描写に専念”、積み重なった24話分が音を立てて崩壊、混沌の中で“本当に『修羅がゆく』の最終回みたいな構図で終わる。”(「ゲドーが!」⇒首チョンパのVシネじゃ無い方。原作劇画の方。)

などと、悪ふざけが入る余地こそあれど、屈指の傑作アニメである。
何より熱い。


R2は見なくて良い


お勧め

『野望の王国』・・・っていうか本作の元ネタ。しかし柿崎憲があらゆる意味で放送禁止コード引っかかるから多分映像化不可能。

↓、柿崎憲

新・仁義の墓場

『仁義の墓場』深作欣二)は、実在した狂犬ヤクザをモデルに作られた作品で、要所要所に資料映像が入る(ただし、殆ど捏造である。)『仁義なき戦い』以上の実録色を誇る怪作。「戦後の暴力史上最も凶暴といわれた“伝説の狂犬”石川力夫。16歳時の新宿の抗争事件から頭角を現し、21歳で親分を斬りつけヤクザ社会から「関東所払い10年」の制裁を受ける。特異な生き様を送った実在のヤクザの半生をダイナミックに描く。」(アマゾンから引用)

石川力夫の行動は、犯罪、犯罪、犯罪、と実在した人物とは思えない潰れっぷりである。
まさに仁義なき殺人機械。これは初主演だった渡哲也の最大の異色作であるといえる。
『仁義なき戦い』以上に暴れ狂う一発撮りと思われるカメラワーク深作欣二の実録ヤクザ路線の
持ち味を最大限に発揮され文句無しのやくざ映画の傑作である。

で、「新・仁義の墓場」(三池崇史)は、現在の日本に舞台を変えて、主人公の名を石松陸男に改めフィクションとして作られた作品である。

結論から言おう。本家を上回る超名作であり、邦画史において21世紀最初の凶悪な残虐暴力巨編である。
深作さんは、狂犬として石川を描いたが、三池さんは狂気として描いている。
わたしは大概のことにはビビらないが、本当に本作の石松陸男(岸谷五郎)には心底恐怖した。
石川力夫は遺骨を喰うなど常軌逸した行動で観客をドン引きさせたが、それ含めてある種の感情移入ができた。 救いようが無い滅びる絶対悪、その姿は常にどこか哀れだった。
だが、石松陸夫はそれこそ劇中の鉄パイプにぎって殴りかかってくる恐怖がビシビシと観客の脳裏に叩きつけられ、画面越しに恐怖した。それこそスプラッター映画の殺人鬼のような正体不明の恐怖と暴力の恐怖から、ありがちな部分、安心できるお約束を差し引いたた感じである。

次に何をしでかすかまるで読めない狂人の所業。誰も石松陸男の狂気と破壊から逃れる事はできない。

以下、全編見所の本作において特筆すべき見所。

ジョン・ウー作品へのオマージュで二丁拳銃で暴れる三池崇史
レイプ前に、カラオケボックスで「あーあー」と延々唸ってる石松陸男
ラリって爆音メタルのリズムに合わせて自室で銃を延々と乱射する石松陸男
鉄パイプで嫁の仇を取るツンデレな石松陸男
その後の戦利品をあさる不振な挙動
パンツ一丁で警官隊と互角に銃撃戦を繰り広げる石松陸男
銃撃戦の末、嫁の名前を連呼するデレデレの石松陸男

お勧めの作品

『仁義なき戦い・広島死闘編』・・・同じく狂人ヤクザ、大友勝利の残虐ファイトに注目せよ。
『野望の王国』・・・柿崎憲
『八仙飯店之人肉饅頭』・・・変態的カニバリズムを一切排した合理主義者のウォンの冷徹な狂気は石松に通じる物がある。

新・ゾンビ

@ラスト30分だけで

つまらん冒頭1時間は無視しましょう。

ラストのガレージで立てこもる右翼オヤジとその友人たちの鬼畜大宴会

ゾンビの襲来に右翼オヤジが切れる!

「俺の誕生パーティーを邪魔しやがって!」

オヤジは、誕生日プレゼントの両刃刀でゾンビを滅多切り!

友人たちは、オヤジのコレクションである拳銃やらショットガンで武装し、

100体以上からなるゾンビ軍団を、30分間延々と撃ち殺し叩き殺し切り殺しまくる。

チェーンソーで武装し、最終形態となった右翼オヤジだったが健闘むなしく絶死。

主人公は、ついに納屋に収めてあった戦車を用いてゾンビの残党を肉塊へと変えていくのであった。

新世紀エヴァンゲリオン

@世紀末の大駄作

「多々多くの芸能人が本作のファンを公言しては賞賛する機会が増えてきておるわけだがこれはGAINAXの陰謀だ!

『新世紀エヴァンゲリオ』を知れば嫌エヴァになるのは当然!

アニメ産業によって日本経済を支えるオタクはネットに触れる機会が多いからあるから真実を知ってエヴァを嫌いになるんですよ。」
などという糞レスによって2chで真に忌み嫌われるべき作品である。


私が嫌いな作品というのは全て“惜しい”と行き場の無い苛立ちを感じさせる作品ある。
エヴァはそれ“そのもの”に該当する。
物語導入から中盤にかけての異常なテンションで進むストーリーと煽るような構成、複線の張り方。見事な戦闘シーンにそんなアグレッシブな内容と対照的に内気で物静かな主人公碇シンジ。キャラクターの魅力を引き出す脚本。名作アニメは我にありと言わんばかりの抜群の面白さを誇っている。

しかし物語中盤以降、ストーリーが全く展開せず登場人物の内面に異常なまでにスポットを当てて閉塞した展開に。主要登場人物の“不自然なまでに悲惨の過去”が描かれるが今後のストーリーに殆ど関係の無い描写で、覗きの趣味が無い多くの視聴者にとって意味は無い
思春期の悩みなど中学生日記にやらせておけば良いだろう。
物語と主人公の対比が無くなって、物語が主人公に合わせて閉塞してしまうという前代未聞のこの珍事。


半年しかない放送枠で何をやってるんだと問いたい。結局、人類補完計画と登場人物の絡みは殆ど皆無に等しく、本筋の流れぶち切って突然の人類全滅という前半の濃度からは考えられない薄っぺらでやる気の無い展開だった。

エヴァンゲリオンをタイトルに上げる本作が描くべきは、ロボットとの戦闘と主人公の成長でサービスサービスすべきであり、主人公の初めての内面的な成長で終わらせるべきではないはずだ。


監督がなに考えてるか分からん、公私混同はするなとは言わないが、“実家のオカンのように生理痛で機嫌を悪くする中学生のヒロイン”は公を捨てて描くほどのもではないぞ?

まあ、此処までネット右翼のヘイトスピーチのように聞き苦しい大批判であるのだが、
安宿で1時間もパイプ椅子に座ってパイプ椅子に座ってる未熟な中学生の愚痴を聞かされれば
腹もたつってもんだ。

ダークナイト



@ヒーローアクション+犯罪クライムアクションの大傑作、ただし猫背ジョーカーとトゥーフェイスはこの際いらなかった。





バットマン、デント、ゴードンらの巨大組織犯罪との戦いが序盤に描かれ、やがて三者様々の正義が狂人ジョーカーの卑劣な罠によって打ちのめされていく・・・それでも男達はくじけない。ゴッサムの人々の希望を絶やす訳には行かないのだから・・・





冒頭のジョーカーの狂気の銀行強盗に、駐車場でのギャングとの戦い。香港の摩天楼での逮捕劇、


ジョーカーによって狂気に陥れるゴッサムシティの混沌。緊張のアクションシーンの連続は前作を遥かに上回っており、二転三転と映画3本分を2時間半に濃縮したような大掛かりなどんでん返しの連続はそんじょそこらのヒーローアクション物の粋を飛びぬけたハードでヘビィな凄まじく燃える“劇画・蝙蝠男”と若本則夫風に呼ぶべき漢の映画に仕上がってます。ここまで男たちの聖戦を徹底して描いている以上キャットウーマンやポイズンアイビー、ハーレイクインなど萌え要素がこのノーラン版での登場が絶望的状態です。

しかしラストがいただけない。いかにも「バットマン可哀相~。」という演出が臭すぎる。あそこはバットマンの強さを強調してもよかったはずだ。


ジョーカーであるが、笑いガスとかオモチャ型爆弾とかは本作の作風には会わないので使わないで良しとして、原作からかなり弄られており、徹底的に顔の線が多く、色の区分がハッキリして無いメイクとなっている。徹底して漫画だったジャック・ニコルソンとの差別化を図った物と思われる。色素が抜けた白い肌に、神経がやられて笑いっぱなしの顔が“口が裂けてる上にメイクしてる”という設定に変更されたが全然笑っていいる感じに仕上がっていない。無秩序混沌を徹底して求むジョーカーの犯罪はかつてのアニメ版や実写版よりも圧倒的に残虐な物だ、だが、本家ジョーカーは無秩序混沌を“徹底して求む”というよりも本人にとっては破壊殺戮混沌が“純粋にエンターテイメント”でしか無いという絶対共感不可能故のカリスマ性が失せてしまっている。おふざけよりも能書きを垂れる場面の方が多かったのは、ジョーカー共感性のある、あるいは説得力のある悪役にしようとしたのであろう。ぶっちゃけジョーカーファンから言えば大失敗である。猫背で長々しい狂人演説で真面目に人間のエゴを説くよりも、無秩序混沌の楽しさを不真面目にひゃはははホッホッホとえびぞってバットマンと視聴者を徹底的に馬鹿にして歌う不愉快極まりないKYな奴、これだと随分自分の中のジョーカー像に近づく。しかし、監督の意図していたダークで真面目になった猫背ジョーカー自体は故・ヒース・レジャーの好演もあってことジョーカーという絶対的高次元の存在悪という枠から外せば映画史に名を残す凶悪な悪党である。また本作で顔面損傷記録がまた塗り替えられたトゥーフェイスであるが原作版と異なり、ジョーカーに翻弄され狂気に落ちいった可哀相な人あつかいでコイントス妨害も無く、あっさり死んでしまいました。本家ではギャングらしく真面目に銀行強盗やらかしたり、バットマンと沈みそうな船の甲板でタイマンをやらかしたり、巨大なコインにくくり付けて串刺しにして処刑しようとしたりと、豪快かつ無骨、バットマンを逆恨みして執拗にねらう強敵の一人だったのだが・・・バートン版よりも明るい60年代ごろのカラフルな雰囲気を持ち込んだ正統派ヒーローアクション『フォーエバー』の唯一のにして致命的な欠点であるトゥーフェイスとリドラーがジョーカーとハーレイクインとして翻訳されてしまった事に落胆したファンとしてはやくざなトゥーフェイスも見たかった。。

碇シンジ悪影響計画

【ニコニコ動画】碇シンジ悪影響計画・月曜日

エヴァの前半に捧ぐ。
後半を馬鹿にする。
【ニコニコ動画】碇シンジ悪影響計画

実写版デトロイトメタルシティ

@前半秀作、後半凡作。
原作の再現は年齢制限の許す限りほぼ100%にして映画に合わせたアレンジも100点である。
ただ、終盤がかなりいい加減な出来で、ジャックとの戦いが前半の善戦が嘘のように拍子抜けの出来栄えであり、ジーン・シモンズを配した意味がさっぱり解らない。ストーリー仕立てにするためと安全策という事で「ノー・ミュージック、ノー・ライフ」という一聞すると「はぁ?」なテーマを持たせていたが、
ラストに向けてあろう事かジーンシモンズでもなく松山クラウザーでもなくこれが暴走したのがいかんかったな・・・
松山クラウザーは歌下手すぎでDMCの狂った感じは出ていない上に、
デーモン小暮閣下のパクリだった、でもギャグシーンの再現度には大満足。

社長にはヒィヒィいわされるよりひぎぃひぎぃ言わされたい。

とりあえず、


社長。いいぞ、もっとやれ。